神をも冒涜する12番目の理論

僕が STEINS;GATE を買ったのって7年前なんですねということをしみじみと感じる. 最近 Chaos:Child がアニメ化しましたが,その前作に当たるCHAOS:HEAD を紹介したのもそれぐらいの時期だった. ちなみに,CHAOS:HEAD は僕が20歳になった時に記念と勢いで買ったゲームでした(どうでもいい情報).

シュタインズゲートの紅莉栖を助けられなかった世界線の物語です. 紅莉栖の過去やシュタインズゲートで回収されなかった伏線などがうまく回収されていて, 「まさかこんな背景があったのか」と思える作品なので,シュタインズゲートが楽しめた人ならば確実に楽しめる作品かと思います.

また,今作では人工知能が実現した世界を描いており,人工知能に関する中二病が豊富な感じが個人的に楽しめました. 量はそれなりにあって,6ルートあるのですが,続きが気になってしまい1週間ですべてクリアしてしまいしました.

最終的に,まだ,明らかになっていないこともある気がしますが,何かで回収されるんだろうか?その辺も気になります. あと,紅莉栖の所属してたヴィクトル・コンドリア大学脳科学研究所の平均年齢どうなってんのか気になりました.

想像力がない人間ほど沸点が低い

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来年度からかなり毛色の異なる人たちとかかわることが多くなりそうなので,相手のバックグラウンドを想像し,尊重しつつ過ごす必要がありそうだなと思う今日この頃です.

推理小説なので一応殺人事件が起こって,それの解決を目指すというプロットですが, その実は,ホテルという特殊な環境での出来事や小さな事件の方が印象的でした.

ラノベ的にタイトルをつけるならば,「警察官の俺が東京の高級ホテルのホテルマンとして潜入捜査をしてみた」という感じでしょうか. ホテルマンに化けて潜入捜査する中で,ホテルの従業員としての接客に悪戦苦闘したり, 逆に,刑事としての観察眼が生きる場面があったりとドラマ的に面白い一冊といえます.

また,殺人事件に関しても,ホテルで得たヒントをもとに,殺人事件を推理していくところなどは見所です. さらに,潜入刑事とその教育係であるバリバリのホテルウーマンとの最初はちぐはぐなところから徐々に打ち解けていくところも見所の一つかと思います.

最後に,個人的には,飲み会で空気を読んで友人とその彼女をおいてその場を去る理由として「娘が急に彼氏を家ににつれてきたそうです」っていうのを人生で一度行ってみたいセリフに登録しました.

今まで数多く(少なくとも600以上は見ていることが最近判明しました)のアニメを見てきましたが sola はその中でも上位に入る面白さだったと思っています.

各キャラ(モブキャラ含む)が個性的で,それぞれ信念を持って行動し,それらが絡み合って最終的な結末に至る物語として非常に評価の高いアニメでした. ちなみに,作中で出てくる「トマトしるこ」は気になったので自分で作って食べたほどです(味はお察しください). というわけで,そんな sola の原作者である方の作品なので即買ってしまった作品の紹介です.

「現実世界のすぐ隣に存在する世界をとじることを生業とする死神の存在」というありそうでなかった設定のテンプレートをうまく作ったところにこの本の見所があると感じました. この本では主に二つの世界しか出てきませんでしたが,設定自体は汎用的なのでさらに多くの物語が創れそうだなと感じました・ また,テンプレ的でありながら,それぞれの世界の話では伏線あり,落ちありの飽きないストーリーになっているのも見所です. 小説的にも多くを語りすぎない感じで,それぞれの世界の話で最後に,「あれ?これってこういう解釈でいいんだよね?」といった感想を抱いて,つい友達と話したくなる内容でした.

まぁ話す友達いないんですけどね

私は死ぬときは密室殺人で殺されるか,ヤンデレに殺されたいという願望を持ってますが, 死に関しては人によって様々な好みがあると思います(残念ながら一人一回しか体験できませんが).

安定と信頼の綾里 けいしワールドという感じですが, B.A.Dに比べるとやや軽めの内容で,ギャグパートが多めなのでよりライトノベル感が楽しめます.

主人公一家(全員怪物)と自称「食糧」の白咲初姫の化学反応の中で,比較的常識人である主人公の有坂有哉の東奔西走が見所です.

特に,白咲初姫の「有哉に食べられたい」という特殊な思考は,キャラを際立たせており,ストーリをより魅力的にしていると感じました. 理路整然かつ目的にまっしぐらな女の子がかわいいと思う人は初姫ちゃんを好きになれると思うので是非おすすめしたい一冊です.

人間とは元来コミュ障なのかもしれない

リアルが忙しくて,長らく本を読んでいなかったのでリハビリ中です.

フィクションの主人公は折れても立ち上がろうとするのに, なぜ現実はそんな簡単にいかないのかということを考えている今日このごろです. コミュ障だってコミュ障なりに頑張っている人たち(フィクション)を見て,今日も頑張ろうと思う僕なのでした.

この物語は主観がテーマになっており,同じものを見ても登場人物それぞれの視点によって違う様に語られています. 叙述トリック...とは少し違うが,登場人物のそれぞれの視点から見ることで事実が異なった見え方をするという不思議な体験を読者に感じさせる作品です.

登場人物たちのすれ違いを描いた物語でありながら, 「どこかでみんながそれぞれの主観を持ち寄って,同じ視点に立つことができたなら,何かできたのだろうか. 何も変わらなかっただろうか」という文章が印象的でした.

登場人物の数だけ物語があるというのは「文学少女」シリーズでも取り上げられていたテーマですが, この作品はまた別の観点・形で表現されているので,「文学少女」シリーズが好きな人は好きになれる作品かと思います.

あと,ちょこちょこ出てくる主人公の書いた小説「ヘンテコ王子とナントカ姫」の内容が気になる

いい,人生だった

2017年最初の更新です.

今年はいろいろな意味で転機になりそうな一年なので,新しいことに挑戦していきたいです. ということで昨年度から読み続けているシリーズもいよいよ大詰めの段階に入りそうです.

いい最終回だった.(まだ最終巻ではないです)

繭墨あざか最後の事件と銘打った事件の話です.

一巻の子宮落下事件ともつながる事件が最後の事件です. まさか,内臓の落下に始まり内臓の落下に終わるとは...

そして,とうとう紅い女と直接戦う話です.

また,これに伴って,あさととの過去の話に決着をつけたり, 「チョコレートだけを食べて,生きていける人間なんてこの世の中にいるものか」というこの物語最大の謎ともいえるこの疑問に,物語の根幹をゆるがすまさかの真相が明らか?になったりします.

「肉を食べる友達がいない」

「肉を食べる友達がいない」という文字列をどういう風に解釈するだろうか?

本来なら,「肉を一緒に食べにいく友達がいない」という意味なのだろうけれど, 「友達の肉を食べたいのだけれど,今ちょうど食べごろの友達がいない」という意味に解釈してしまった. ブラックな小説を読んでいるとこういった変換がスムーズにできるようになるらしい.

今回は,「人の肉を食べて自殺する晩餐会」という今までにも増して,アレな感じです.

「人の肉を食べる晩餐会」でもなく,「自殺する晩餐会」でもなく 「人の肉を食べて自殺する晩餐会」なところが流石で,11巻まで読んできた読者を飽きさせないところが素晴らしい.

物語も,今までの話をまとめに入っている感じで,綾の話や小鳥の話にほぼ決着がつく話もあります. 紅い女の目的も明らかになり,いよいよ最終局面という感じです.

妹さえいればいい.また,妹は何人いてもよい

昔は,「妹がいると妹萌えしない」は正しいと思っていましたが, 今では「妹は何人いてもよい」という真理にたどり着きました.

ライトノベル作家のライトノベルという最近流行ってる気がするジャンルを一冊読んでみようということで選びました. 妹好きのライトノベル作家の話です.

有名なライトノベルのネタやらTRPGやら,現代的なネタが多く,非常に楽しめました. また,巻末に,有名なライトノベル作家のコメントがあり,この作品についていろいろ思うところを語っている部分は非常に興味深いものでした. 割と,ストレスなく気軽に読めるので,現代人にお勧めの一冊です. ただ,こういうライトノベルはたまに化けることがあるので,続きも気になるところです.

ここじゃないどこか別の世界に行きたい

周囲の「就職決まったの?」攻撃に耐え続けている今日この頃です.

タイトルで面白そうだなと思って読んでみました.

人間に寄生する花と人間が共に暮らす世界で,花の宿主となった人間は人間の時の記憶を失って, 花を咲かせるために行動するという少し変わった世界のお話です. かなり独特かつ複雑な世界観にもかかわらず,自然とそれらを説明しており,前半部分はスラスラと読み進めることができました. 後半部分では, 「主人公が宿主と戦う理由」や「宿主にとっての『幸せ』となにか」といった世界観に根ざした問題に対する 主人公の葛藤を描いており,主人公はいったいどういう人間なのだろうかと考えさせられながら読むことができました.

全体を通して,設定が練りこまれている印象を受けたので, ファンタジーっぽい一風変わった世界をリアルに描いてる作品が好きな人にお勧めできる一冊でした.

Kindle unlimited 始めました

Kindle unlimited って微妙に本の数が少なかったり,検索がしにくかったり何の本を読んでいいのか迷っていましたが, ライトノベル(特にガガガ文庫)の一巻が多く読めるので,それだけでも結構価値があるのではと思いました.

以前,読んだ「こうして彼は屋上を燃やすことにした 」が良かったので, この機会に読んでみました.前とは全然違って,「七日の喰い神」は現代ファンタジーで,ややコメディー成分が多めになっており,よりライトノベルっぽい作品になっており,気軽に楽しめる本でした.

内容は,祈祷師の主人公が"喰い神"の少女ラティメリアと仲間でも敵でもない微妙な関係のもと,他の神"マガツガミ"と戦う物語です. 独特の世界観と冷酷な主人公とラティメリアの一風変わったコンピが見所です. ちなみに,皆思うことだと思いますが,ラティメリア能力「食べた相手の能力をコピーする」ってすごいカービィっぽいと思った